わとそんのつぶやき

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素人語る、「『バクマン。』のすゝめ」

巷で噂の映画

バクマン。

観てきました。

 

私は、ジャンプに連載されていた『バクマン。』を読んだことがあって、

「このマンガ好き!!」というくらいのライト層でしたが、

尊敬する糸井重里さんが賞賛されていたことを

きっかけとして脚を運んじゃいました。

 

沢山の方々に賞賛されていることは前評判を聞いていたので知っていましたが、

「面白いんだろうなぁ~。」ぐらいの気持ちと、

「毎月15日は料金1100円」という懐にやさしい某映画館さまの

サービスデイだったので、「まぁ気軽に行っちゃお行っちゃお!」

というかる~い気持ちで鑑賞したのですが・・・

 

爆発的におもしろかったので、

“この感動を共有したい”と思い、

ライト層の私が感じたイチオシのポイントを書き綴っていきたいと思います。

 

※以下、ネタバレもございますので、ご注意ください。

 

まず、なによりも面白かったのは、

CGへのこだわりです。

 

どちらかというとラブコメや感動モノの映画ばかり観ている私は、

CGについての知識はからっきしなのですが、

素人目にも「こりゃすごい!」と思えるCGの駆使の仕方をしていると思いました。

 

原作を読んでいる方は、ご存知の通り、

バクマン。』にはバトルシーンを描いたマンガが登場してきます。

それらのマンガの一コマ一コマを立体的にして、

シュージンサイコーエイジがぶつけ合うという3人のバトルシーンがあり、

あの平面上に描かれた作品をこんな方法で立体的にふくらませるのかと感心しました。

 

迫力満載ですので、

まだ観ていない方は楽しみにされるといいポイントかもしれません。

 

他にも、Gペンで一線を描くと同時に、下書き状態だった紙面に

ペン入れを終えたマンガの一ページが浮かび上がってきたり、

バクマン。』に登場するマンガのページがプロジェクターで

主人公たちのいる空間に投影されたようにされたりと、

ただ実写化するだけでなく、私たちが最後まで楽しく観れるような工夫が

凝らされていました。

 

スゴイCGは他にもありますので、詳しくは映画館でご鑑賞くださいね♪

 

お次は、

バクマン。』のオイシイトコロだけ感!

です。

 

個人的には、あのなが~いクールの作品を

一体どうやって2時間にまとめるのだろうか?

と思っていたのですが、うま~い具合にまとめてありました。

胃もたれすることもなく、物足りなさを感じることもなく

ほんと、ちょ~どいい感じにまとめてありました。

原作を読んだ人でも、読んでいない人でも、

納得しながら観ることが出来ると思いますよ♪

 

ちょっと時間も空いたし、映画でも観ようかな~なんて思った際には

ぜひぜひ選択肢に入れてください♪

 

お次は、

キャスティングの良いミスマッチング感!

です。

 

話題沸騰の神木隆之介くん佐藤健さん

 

「どう考えても逆でしょ!!!」

 

と思っちゃうと思うんです、原作を知っている方は…。

でも、そのキャスティングは話が進めば進むほど

いい感じに馴染んでくるんですよねぇ。

 

個人的には、ずっ~と「ここが逆だったらなぁ。」

という思いを引きずっていたのですが、

観終えると、あのキャスティング絶対正解だからなぁ

思わざるを得ませんでした。

認めるしかない!って諭される感じが、どうもオモシロいので、

ここはイチオシポイントとしてご紹介しました。

 

また、小豆ちゃん役の小松菜奈ちゃんのキャスティングも、

 

「え!天然かわいいじゃないの!?」

「もうミステリアスでしかない!」

 

と思っちゃうんですが、映画の尺的な問題とそこからの演出方法を考えると

そういった役回りの人物であった方がまとまりがいいんですよね。

 

個人的に大好きなのは、

編集長役のリリー・フランキーさん

新妻エイジ役の染谷翔太くん(ほんとに、ハマり役としか…笑)

服部役の山田孝之さん 

なのですが、他にも素敵な俳優陣が勢揃いしています。

 

こんな豪華俳優陣で制作されていたなんて知らなかったので、

ただただ目の保養になりました。

 

俳優陣をチェックして皆さんも目の保養へ映画館へLet's go‼

 

そして、細かい所の作り込み感!!です。

エンドロールをよく見ていると気づくと思うのですが、

細かい所もよく作り込んであるんですよ、この映画。

制作陣も楽しんで作ったんだろうな~とを感じるポイントです。

 

愛のこもった作品って、観ていて心がぽかっとなりますよね♪

 

そんな愛に触れたおかげで、観終わった後、

もう一回『バクマン。』を読み返したい気持ちに

させてくれた映画でもありました(^^)

 

まだまだ探せばキリがないくらいに面白い作品ですので、

皆さんも是非ご鑑賞ください♪

(決して、集英社のまわし者ではありません。笑)

 

以上、

「素人語る、『バクマン。』のすゝめ」

でした。

 

以下は、全く関係ないことなのですが、

 

バクマン。』関係のネットサーフィンをしていて気になったことが一点ありました。

それは、映画『バクマン。』を批判している意見がたまにあったことです。

 

観点としては、

・漫画をバカにしている

・こんな少年漫画ばかり読んでいるから偏った女性像ができあがってしまうのだ

といったことでした。

 

作品である以上、批判されるのは避けては通れない道でありましょうが、

常に批判的な目で物事を見つめている人たちの意見なんだろうなぁと、

少し悲しくなりました。好きな作品だけにね。

 

もちろん、私の見解も“個人的な批判”ではあるのですが、

もっと広い心でものごとを受け入れる姿勢が培われていたら

もっと温かい社会になるのになぁ、なんて。

 

都会が冷たい、とか、人が冷たい、

なんて話をよく聞きますが、

それは人への

「おもいやり」

が欠けた人たちが増えているからなのではないかと個人的には思うんです。

 

だから、もう少しあったか~い目で色んなものをみることを

教育の中に取り入れる必要があるのではないかなぁなんて思ったわけです。

 

バクマン。』とは関係ない話である上に、

少々思い込みの入ったお話しになってしまいましたが、

世の中がもう少し温かくなったらいいなぁ、なんて願う

私、わとそんのつぶやきでした。

 

最後まで、お読みくださりありがとうございました♪

ではでは。